コロゴとブアケは依然反乱軍の勢力下にある模様。
フランスが、自国民の保護のため、600人の常駐部隊に加え、100人程度の兵士と輸送用のヘリコプター3機を増強。コートジボワール在住フランス人は約2万人。
ロベール=ゲイについては、アビジャンの自宅で昼食中に、電話で危険が伝えられたが間に合わず、そこに居合わせた人たち全員が殺された、との報道があります。
反乱軍側も、彼は我々の行動に関与していない、との声明を出しています。
20日に「一般市民、隣国から出稼ぎに来ているの人たちの無事を祈ります」と書きました。
これは、前回のクーデターや大統領選挙など過去の事例から、アビジャンに住む北部ムスリムや隣国から出稼ぎに来ている人たちへの反感が増幅されることを危惧してのことでしたが、やはり悲しい事件が起こってしまいました。このような状況が長引かないことを祈ります。
今回の騒擾に便乗して、ブルキナファソからのイスラム系移民の居住地区が反乱軍捜索を名目に焼かれたり、人々が連行されたとのことです。
また、アラサン=ワタラRDR党首の自宅が、金曜日午前中に荒らされ、土曜日夜火をつけられたとのこと。
夜間禁止令がでている中での出来事であり、政府軍が関与しているだろうとフランス大使館に避難中のワタラ党首がコメントしています。
赤十字によれば、アビジャン市内で1,450人が自宅を離れて保護されているそうです。この数は、赤十字が公式に登録した人数ですから、これ以上の人が自宅を追われているようです。ただし、この中にどれほどの人数の北部出身あるいはブルキナベがいるかはわかりません。
また、マリとコートジボワールの国境が閉鎖されているそうです。
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