私が西アフリカでインターネットを使い出したのは、5年くらい前でしょうか。
ほとんど電話もない地方にいましたので、首都に出た時だけ、インターネットを利用できました。
接続場所は、友人宅か町にある私設電話局(西アフリカにはこれがたくさんあります)でした。
私設電話局では、ブースに入って、電話機がつなげてあるコードをモジュラージャックから抜いて、自分のパソコンのモデムにつないだケーブルとモジュラージャックを接続します。
最近はインターネットも普及してきたので、頼めばすぐにやらせてくれるところが増えましたが、当時は、説明してもなかなか理解してもらえず大変でした。
・パソコンで何で電話回線が使えるのか
・何で日本のメールを読んでいて国際電話の料金がかからないのか
・電話料金をごまかしているんじゃないか
などと疑われ、やらせてもらえないこともありました。
西アフリカにもインターネットが普及してきたおかげで、首都だけでなく地方からもアクセスしやすくなってきました。しかし地方では、5年前の首都のような状況があるようです。
つい最近、友人がブルキナファソの地方の私設電話局でインターネットをしていたところ、スパイ行為を行っているのではないかと警察を呼ばれたそうです。
警察官もインターネットをよく知らず、連行され、数時間に渡って取り調べをされてお昼ご飯を食べ損なったそうです。
インターネットは、食事をした後にすることにしましょう!
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