今日は愛知万博で、モーリタニアのナショナルデーのセレモニーがありました。
20年近く前ですが、モーリタニア中部の都市Atar(アタール)で、有名なマラブー(イスラム教の先生)のお客(というか「弟子」かな)になって、お話を聞かせていただいた(滞在中、ただ飯を食わしてもらったとも言えます・・・)ことがありました。
モーリタニア国内をラクダで旅した時も、アタールにしばらく滞在しました。
今回、万博のモーリタニア・ブースの責任者がAtar出身の方で、Atarの思い出をお話ししたらずいぶん喜んでくださり、ナショナルデーのセレモニーに、家族で招待していただきました。
フレンドシップ・パートナーの西尾市の小学生たちが、モーリタニアから送られた伝統衣装を身につけていました。
日本人の大人が着ていると、違和感があるのですが、子どもたちはみなよく似合っていて、とてもかわいらしかったです。
また、始まる直前には、いろいろなモーリタニアの方たちや、マリ大使などともご挨拶させていただくことができました。
外務・協力大臣のお話の中、「モーリタニアは、歴史的にも、地理的にも、イスラムとアフリカ文化の出会いの場である。だから多様性を尊重し、それに寛容なのだ」という一文が、とても印象に残りました。
西尾市、矢田小学校のマーチングバンドの演奏
「ヌジュム・サヘル(サヘルの星」の演奏
モーリタニアの音楽は、伝統的な楽器とエレクトリックギターやキーボードなど現代的なものを組み合わせた演奏でした。
時間が短かったことと、ステージ上の演奏でモーリタニアで演奏されるときのようにいっしょになって踊ることができなかったのが残念でした。
しかし、午後にアフリカ館前のステージで、もう一度ヌジュム・サヘルの演奏があり、こちらは誰でもステージに上がれる和気藹々とした雰囲気で、妻もステージに上がって踊っていました。
たくさんのモーリタニアの人たちとお話しさせていただく機会もあり、たっぷりモーリタニアの雰囲気を満喫できた1日でした。
お返しに、時間を作って、モーリタニアのブースの人たちを是非いろいろなところへ案内してあげたいと思います。
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