今日は娘と妻と鳥羽水族館へ。
鳥羽駅を降りると、夏の青空、涼しい海風、明るく広がる海、高い建物が少なく広々とした駅前のスペース。
「砂漠で育った私は、やっぱりこういう広い風景の場所がとても落ち着くわ」と妻。
日本生まれだけれど私もホッとする。
麦わら帽子を風に飛ばされないように押さえながら走り出した娘も、同じ気持ちなのだろう。
娘が、水族館で一番おもしろかったのは、ジュゴンにもおヘソとお尻の穴があるのを発見したことだそうだ。
マリを流れる大河ニジェール川にも「水の人」と呼ばれる動物が住んでいる。淡水性マナティ。
妻は見たことがないが、マリの「水の人」はとても賢い、上半身人間、下半身魚のまさに人魚だと聞いていたそうだ。マナティ、ジュゴン、スナメリは、あんまり人間に似ていないわね、との感想。
でも妻は、娘よりずっと長くジュゴンを見ていた。
島巡りで、船上のデッキに立ち、駅前よりずっと広い空間に身を置いた。
懐かしい強い日差し。サヘルまで続く海と青空。
楽しい一日だった。
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