かめの遠足という歌をご存じですか?
娘が幼稚園で覚えて、歌ってくれました。
私が久々に感動した歌です(この歌の前に感動したのは中島みゆきの「糸」かな)。
こんな歌です。
「かめの遠足」
かめの遠足は 三日前から リュックサックに おかしをつめる
かめの大好きな チョコレートは ベタベタとけて もう食べられない
のんびり行こう のんびり行こう 急いで行くと すぐ終わるだろう
のんびり行こう のんびり行こう ゆっくり行けば まだまだ続く
かめの遠足は 夜明け前から みんな集まる バス停に向かう
お昼になって やっとついたら みんなとバスは もういなかった
のんびり行こう のんびり行こう 急いで行くと すぐ終わるだろう
のんびり行こう のんびり行こう ゆっくり行けば まだまだ続く
お昼のごはんは バス停で食べて そろそろ山へ 向かいましょうか
足どり軽く 口笛も出る 山についたら 何をしようか
のんびり行こう のんびり行こう 急いで行くと すぐ終わるだろう
のんびり行こう のんびり行こう ゆっくり行けば まだまだ続く
かめの遠足は 夜になっても 山にはとても とどかなかった
あしたがあるさ 星がきれいだ かめはねむる 山を夢見て
のんびり行こう のんびり行こう 急いで行くと すぐ終わるだろう
のんびり行こう のんびり行こう ゆっくり行けば まだまだ続く
(新沢としひこ作詞・中川ひろたか作曲)
日本の教育には、みんな同じじゃなきゃいけないという均一主義的なところがあると思います。
しかしこの歌はそうじゃありません。
自分がみんなと違うことを知っていて、できる準備はするけれども、それがたとえ期待する結果を生まなくても、その中にも幸せを見いだして楽しんでいます。
この歌を聴いた時、私はそこに、アフリカの人々の幸せにつながるものを感じました。
みなさんは、この歌詞を読んでどう感じられますか?
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