三重テレビで19時から日曜ビッグバラエティ「アフリカから来た花嫁 肝っ玉母さん奮闘記完結編」という番組を見ました。
妻は、山形在住のタンザニア出身の夫人が里帰りして10数年ぶりに姉妹に再会した場面に、自分の里帰りを重ねて涙を浮かべていました。
私には、日本で生まれ、初めて母の故郷を訪れた息子が述べた感想が印象的でした。
「日本はみんな同じ生活だけど、ここにはいろいろな生活がある。いろいろな生活があることがわかった」
彼は、貧富の差、民族の違い、文化の違い、都会とサバンナの違い、そういうものを(どこまで自分の中で咀嚼したのかわかりませんが)強く感じたのでしょう。百の書物や千の言葉より、数日間のアフリカの体験は、多様性や不平等について、彼に考えさせるきっかけを与えました。
私自身サヘルの日々に、何かの答えではなく、いろいろなことを考えるきっかけを与えてくれた事を感謝しています。
そして娘にも、サヘルでの生活を通して、言葉で教えられない原体験をたくさん得てもらいたいと思います。
最後に、昔見たテレビドラマ「燃えよクンフー」(デヴィッド=キャラダイン主演)から
"I seek not to know all the answers, but to understand the questions."
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