北アフリカや西アフリカで広く飲まれている、中国緑茶ベースのミントティー。
あれがどういう風にして北・西アフリカに広まったのか、ずっと不思議に思っていました。
その答の一部が日本語で書かれているサイトを発見しました。
1854年、英国の商人は、クリミア戦争のために足止めをくわされ、イライラしていました。そして、彼は中国から仕入れてきた茶を、英国へ持ちかえらず、モロッコのタンジールとモガドール港へ降ろしてしまいました。それが巨大マーケットが誕生した瞬間です。モロッコミントティーを作るのに使用する茶は、緑茶(ガンパウダー)といい、最も中国的な茶葉です。では、西アフリカへは、モロッコからいつ、どういうルートで伝わったのか、調べてみたいですね。
引用元:ラ・メランジェ モロッコミントティー
こんにちは。初めまして。joyceと申します。
マリの興味深いお話などいつも楽しく拝見しています。
さて、私事ですが今年の夏にモロッコへ旅行に行って来ました。
その時に飲んだミントティがとにかくおいしくて、このアフリカの地で何で中国茶なのかとても不思議に思っていたのですがやっと謎が解けてすっきりしました。
帰国してからミントティを再現しようとしましたが、肝心の中国茶がなかなか手に入らず(日本で売られているのは品質が良すぎるような気がします)、今はその時に買ったポットを眺めて思い出に浸る毎日です。
投稿情報: joyce | 2005年11 月17日 (木) 10:48