中日新聞ウェブサイトによれば、福井県の「食と環境・農業を守る福井県行動委員会」(県農業協同組合中央会など12団体で構成)が、マリに、福井市岡保、小浜市加斗の両小学校の児童が体験学習などで収穫した米1,810kgを送ったそうです。
マリへの支援毎の提供は、今年で11年目だそうです。
この米の発送式には、学校でコメ作りを体験した加斗小学校5年生13人が出席したそうです。
仮に、朝昼晩1.5合(450g)ずつ米を食べる(マリではそういう食べ方はしないでしょうが計算上ということで)とすると、1,810kgという量は、3.7人が1年間食べられる量ですね。
これは、福井県の小学生たちの汗の結晶です。
だからこそ、これがマリのどこへ行くのか?
誰の口に入るのか?
どういう配布のされ方をするのかとても気になりますね。
それから、このコメを送る費用はどうなっているのでしょうか?
どこかの運送会社が無料で支援されているといいですね。
へたをすると、その送料で、現地で送った以上の米が買えちゃうかも知れませんものね。
ちなみに普通に船便で送ると80万円くらい。
コンテナならもっと安いのでしょうが、それでも何十万円かかるでしょう。
一方、マリで米100kgが25,000F.CFA(約5,000円)とすると、10万円で2,000kgのコメが買えます。
こういうことも、米を作っている小学生には伝えているのでしょうか?
マリに米を送るという活動を通じて、いろいろな問題も学んでもらえたらと思います。
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