今年の夏、ニジェールの食糧不足についていろいろな報道がありましたが、現地の事情は、数字や文字だけではなかなかわかりませんでした。
今頃ですが、ニューヨークに住むフランス人のドキュメンタリー映画制作者が、9月にニジェール中部タウア地方で撮った、地元の人の声が聞ける映像をウェブ上で見つけました。
・Nomads of the Azawak Valley(英語版)
・Nomades de l'Azawak(仏語版)
現地のNGO「TAGASTE」の協力で作成したものだそうです。
もちろん、この映像が、地元の人の声がどこまで真実なのかはわかりません。
援助をしてくれそうな組織や外国人に対して、事実を誇張している可能性もあります。
それでも、現地で撮っている映像は、多くの報道より遥かに現地の様子がわかりやすい貴重なものではないでしょうか。
タイトルは、映像の中、穀物倉庫の中を見せながら村人が発した言葉です。
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