今月22日、欧州連合が、過去のデータから安全が保障されないとして、92の航空会社のEU地域内への乗り入れを全面禁止すると発表しました。
ブラックリストは3ヶ月毎くらいの頻度で更新され、インターネットで公開されるそうです。
日本の報道を見ると、92の航空会社のほとんどがアフリカという書き方がされています。
現在のブラックリストを見ると確かにそうなのですが、もっと詳しく見てみると以下の5か国で83社を占めています。
コンゴ民主共和国 50社(同国認可の全航空会社)
シエラレオネ 13社(同国認可の全航空会社)
赤道ギニア 11社(同国認可の全航空会社)
スワジランド 6社(同国認可の全航空会社)
リベリア 3社(同国認可の全航空会社)
要するにこの5か国の航空会社が、古い機体を使っていたり、整備に不安があるということで、ほかの多くのアフリカの国々の航空会社につじては、ブラックリストに載るようなレベルではないようです。
念のため以下に、残りの航空会社をすべてあげておきます。
北朝鮮 Air Koryo(高麗航空)
コモロ Air Service Comoro
アフガニスタン Ariana Afghan Airlines
カザフスタン BGB Air & GST Aero Air Company(2社)
タイ Phuket Airlines
キルギスタン Reem Air
ルワンダ Silverblack Cargo Freighters
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